
これまで主流だった現金や紙の帳簿に頼った経理は、時間と手間がかかり、ミスの原因にもなりがちです。経理作業に追われて本業に集中できないとお悩みの経営者も多いのではないでしょうか。このような経理の負担を軽減するため、クラウドシステムの活用と経理業務のアウトソーシング(記帳代行)を採用することも効果的です。
クラウドシステムを使えば、データで一括保管した銀行明細やレシートを会計事務所などと共有でき、スムーズな資料の受け渡しを実現することが可能です。専門知識がなくても直感的に操作できるものが多い点も魅力です。
さらに、煩雑な経理業務は思い切って私達プロにお任せいただくのも一案です。企業様側では、レシートの取り込みや銀行帳のデータ出力等のデジタル化業務を行っていただき、クラウドを通じてデータを受け取った会計事務所が会計ソフトに取り込みます。一連の業務をルーティン化することで、経験豊富で優秀な経理担当者を新たに雇うよりもコストを抑えられ、記帳や月次試算表の作成、給与計算などを正確かつ効率的に処理いたします。
また、月次試算表などの会計データをクラウド上に安全に保存することで、パソコンでもスマホでもどこからでも確認可能です。クラウドシステムの導入や記帳・経理代行の活用により、経営者の皆様は経理の悩みから解放され、本業に専念できるようになります。
調査によると、法人が導入している会計ソフトのうち約15%がクラウド型であり、個人事業主の約38%がクラウド会計ソフトを利用していることがわかっています。また、会計ソフトは導入していなくともGoogleドライブなどのクラウドシステムを使用している事業者を含めると、かなりの割合でクラウドという概念が浸透していると考えられます。導入企業の88%が「業務効率化に効果があった」と回答している点も重要です。
今後、ますますクラウドシステムと経理・会計・税務の一元化が進むことが予想されます。一方、現状では実用水準に達していないソフトやサービスが多々存在していることも事実です。それぞれの事業規模に見合った経理システム化をお考えの方は、是非一度ご相談ください。
参考:
個人事業主のクラウド会計利用率は38.3%へ、拡大基調続く ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研
クラウド会計ソフトの法人導入実態調査 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研